目次
1.はじめに-- 2.ウォッチング対象と調べ方--3.全体の落札数の傾向--4.A型モデルの場合--A型モデルの場合続き--5.B型モデルの場合--B型モデルの場合続き--6.まとめ--
(A型モデルの続き)
12月から3月まで出品数はだいたい同じです。でも、3月の落札価格は下がっていますね。いきなり価格が上がる4月に比べて3月は1000
円も価格が安い。これはA型がオフィス向けのモデルの一番高級品だからということと関係がありそうです。このモデルは定価39800円。こ
こまでのテープライターを家庭で使う人はそう多くはないでしょう。必要なのは企業・役所を始めとしたオフィス中心になりそうです(で
も、はたしてこの企業や役所が直接ネットオークションでテープライターを落札するのかと言えばかなり疑問があるような気が私にもする
ことはするのです。でも、この辺の事情については私はよくわからないので敢えて触れないことにします。)。今の不景気の中、年度末に
あまり予算がとれるところは少ないかもしれませんよね。テープライターは順番的にも分が悪そうです。
だから、年度始めに予算がついた後、一気に購入するというところになるのでしょうか。4月になると出品数が増えているにもかかわらず
、落札価格は大幅に上がっています。ここまではなんとなく誰にも予想ができそうなところですね。
おもしろいのは5月です。どうも、出品者の方達は5月分に出品する予定だったものを前倒しにして4月に出品したらしいですね
。5月にはこのA型は品薄状態になり、落札価格は4月よりも更に上昇する結果となっています。
ここでは「オフィス物は3月に落札価格が下がる(ことがある)」ということが取り敢えず言えるような気がします。でも、さっきも言い
ましたが、このテープライター市場はかなり変わってると思います。他の文房具などのビジネスツールにも言えるかどうかはわかりません
よ。でも、結果としてはさほど違和感があるものではありませんよね。
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